
自分の親とその親と再婚する予定の相手を別れさせて欲しいという依頼が入った
余程気に入らない相手だったのであろう
しかし相談を進めてゆくうちに真実が見えてきた
依頼者(息子)は再婚相手に財産を少しでも奪われることが嫌だったのである
聞けば親は資産家、この依頼者は40を前にして無職
親の財産をあてにして全く働いていない、働くつもりなど毛頭ない人生を送ってきたのであった
しかも親と離れ遠く離れた地で1人で悠々自適に暮らし、未だ無心を繰り返し生活している道楽者と判明
そんな息子に老後を託すこともできず、70を過ぎて再婚相手を求められた親の気持ちを察することは難しいことではなかった
なのでその旨を説明をするのだが本人は訳の分からない正当性を繰り返すばかりで私には理解不能
それどころか
、、、再婚して4~5年で親が死んで、それで財産をいくらかでも持っていかれたんじゃ堪らない
、、、相手の人が財産狙いだったらどうするんですか
、、、更生すると約束したんだからあと数年は待って欲しい
、、、遺言を書くように頼んだ、でも更新されたら終わり
、、、(もっと親の気持ちを理解してあげたらと助言すると)理解したら再婚辞めますかね!?と言いだす始末
あぁ~もぅ~聞いてて気分が悪い
ドッカーン!!!
梟、久々の大説教です
叱ってわかった、この人は親にも怒られたことないんですよ
目を見て厳しく叱ると「ゴメンなさい」と「ハイ」を繰り返すばかり
あーこりゃ駄目だ
この場から逃げたい一心で反省や理解したフリを行ってるだけにしか見えない
尋常ではないくらい甘やかされて育ったのが見てとれた
でも一応は、問題の本質は、あなたの改心であること、親はそれを期待していたということ
お金の心配より親の寂しさや不安を少しは酌んであげたらどうだろうと改善を促し、幾つかのアドバイスを加えて相談を終了とした
本件は別れさせ工作では何も解決しないという旨を説明し伝えたのでした
正直な感想としては、、、
伝わらない90%、伝わるといいな9%、伝わる1%
この話をスタッフにしてると、99%次の別れさせ屋に相談に行ったでしょうね、梟らしいと笑われてしまった
100%と言われなかったことだけが救いだった、苦笑
伝わってるといいな
梟 拝
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