
別れさせ工作が成功しても喜べない時がある
そりゃそれを目標に頑張った訳だし、その結果が出て嬉しくないはずがない
また成功報酬も頂けるので嬉しいちゃ嬉しい
だけど素直に喜べない時がある、いや正確にはあったんだ
常日頃、工作で別れる者達の間には、工作を要因としない別れる理由が既に存在してるのだから、工作により別れたとしても罪の意識はさほど感じはしない、と公言してる訳だがその時は違った
ちなみに、別れる要因は例えるならば種であって、工作は水や肥料を与えること、その種が芽を出しすくすく育ち開花であり実をつけると別れに至る、そういったい認識
で、その案件にも確かに要因はあった
我々は水を撒き肥料を与えた
少し時間は掛かったのだが結果的に最後は別れた、成功である
だが喜べなかった、というお話
何故喜べなかったか、、、、
それは依頼者さんの嘘というか不誠実が露見したから
私達が騙されてというか、私がそれを見抜けなかったというか、そういうこと
契約書にも明記してるように犯罪には手は貸さない
そんな気配が発覚したら即刻中止
しかしその不誠実は犯罪ではない
依頼者いわく、気が変わっただけ
更にいうなら、他にもっと好きな人が出来ただけ、そう言われた
咎めようがない、咎めたところで何も変わらない、男と女とはそんなもの
工作は誰かを幸せにすると信じてるから頑張れるもの
真剣だと信じるから頑張れるもの
だけど誰も幸せにならない結末をみた
そんなドラマに加担した後味の悪さ
約束だから支払いますけど、、、とばかりに喜ばれていない成功報酬の入金
依頼者にとってはゲームのようなものだったのであろうか、、、
成功しても喜べなかった日の苦い思い出
綺麗事を語れる立場にないのはわかってる
だが喜べなかったんだ、そういうお話
梟 拝
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