
「ねぇ、私のこと好き?」
よく耳にするフレーズですが、この質問はあまり宜しくないです
それは心理学的にいう閉ざされた質問になるからです(これまでも何度かお話ししてます)
閉ざされた質問とは答えがイエス・ノーと簡単に選択できるものを差します
イメージしてみてください、例えば女性が男性に問うのです
「ねぇ、私のこと好き?」
男性はこんな質問をされたら女性がどんな回答を求めてるのか簡単に想像できますよね
閉ざされた質問だから答えはイエスかノーの二択、もちろん女性はイエスの回答を待っている
この状況で余程のことがない限り男性はイエスを選択し「うん」と答えます
出会ったばかりの関係でも。。。親密になりたいから
二股かけてる男でも。。。今は君が好き
もう清算したい不倫関係であっても同じです。。。そう言わないとキレられるから
そう答えるのです
そりゃ中には本当の「うん」もあるでしょうよ
でもそれを確信できてたらそんな質問はしないものです
そうであって欲しい思いが強いからイエスかノーを問ってるはずなのです
いわば期待した答えを確認するために質問してるので、そこに先のような嘘や曖昧さが含まれるリスクが高くなるのです
だから宜しくない、と進言中
実際、依頼案件でもよくあることなのです
「彼は私を好きだと言ってます、でも今カノと別れられません、きっと彼女さんが別れてくれないのです、力を貸してください、彼は別れたいのですから簡単です、お願いします」
ならばと我々が動きます
でも現実は違う。。。
彼と彼女さんはラブラブ、先日のカップルなどはデートで結婚式場を訪れてました
聞いてた話と見た状況を照らし合わせると、どちらが本命で、どちらが浮気相手か一目瞭然
我々はその旨を依頼者さんに伝えつつ、これまでの関係性を掘り下げて確認するのですが、するとほぼ例外なく先の閉ざされた質問で関係が進んで現在に至ると判明するのでした。。。
そりゃ嘘つく男が悪い
何が何でも男が悪い
でもでも傷ついてからじゃ遅いから言っておく
安易にハードルを下げた貴女はミスを犯した、それも原因
その下げたハードルが閉ざされた質問であったということです
どうです、ご理解頂けたでしょうか?
このように男女の問題においては閉ざされた質問では簡単に嘘が生まれるものなのです
なのでイエスの回答の裏付けとして誠意ある言動の確認を行われることを強くお勧めするとともに、希望的観測でイエス・ノーを問うのは避けるということを進言とさせていただきますね
別れさせ屋から恋愛における犯しやすいミスの1つのお話でした
梟 拝
応援&相談 reset.soudan@gmail.com
追伸。。。
ちなみに先のラブラブな彼と彼女さん
結婚話は一旦白紙になりました、彼女さんが浮気は絶対に許さないという方でしたからね
でも依頼者さんが本命としてそこに割り込めるかどうかは今後の頑張り次第といった状況です
まぁ、とりあえず良かったです
- 関連記事