
毎年いくつもの別れさせ屋が現れてはまた消えてゆきます
ネット検索して表示されてる半数以上の業者さんはここ最近1~3年以内の登場ですね
だけどホームページには昔からやってるようなことを書いてるから不思議(笑)
全くのデタラメもあれば、別れさせ工作は最近始めたのだけど探偵はその前からやってるのでその開始時期を書いてる人もいるみたいです
まあ自己申告だから何でも書けるってことですね
創業○○年、実績多数、成功率○○%以上、プロだから安心、、、全部自己申告(笑)
ちなみに業者さんが増える背景は→→→
・苦情が増えて評判が下がったので屋号の変更もしくは新たな屋号を追加するから
・別れさせ屋を辞めた工作員さんが独立
・食えない探偵さんが新規事業として参入
まあ、こんなところでしょうかね
逆に業者さんが消える背景は→→→
・新しい屋号を取得し旧屋号を捨ててる
・思ったより儲からないから廃業
・悪事がバレて廃業
こんな感じです
じゃあ残ってる業者は皆問題なく優秀なのかというと残念ながら答えはNO!
そこにも悪徳業者は含まれています
こう言っては何ですが残ってる悪徳業者らはみな巧みなのです、巧みだから生き残れてるのです
当方ではそれらの報告書やメールのやり取りなど多数入手してますが、廃業するようなところは当然論外のレベルです
そりゃ依頼者を馬鹿にしすぎだろ、、、の露骨な詐欺もあれば、おいおいこれでお金とるの?などあまりにも素人過ぎな内容なのです
それらは状況を表す添付画像が無かったり、有ってもスマホか玩具の探偵カメラで撮ったと一目瞭然のお粗末なボケボケ写真(100点満点で2.30点レベル)、記述も簡単にバレるような嘘平気で書いてたりとツッコミどころ満載なのでした(しかしホームページは立派)
一方、巧み彼らは一応40点以上のレベルの写真が添付されていたりします
報告もそれっぽく行われてるので依頼者自身が慎重に解析できないと判断するのは難しいといえるでしょうが幾つか特徴はあります
それは文章の最後が「○○○のように見受けられました」「多分大丈夫だと担当者が判断しました」など説得力が有るような無いような後に言訳で逃げる準備を前提としたような曖昧な記載を多数用いてるのが特徴なのです
また活動の予定というか実施日が的外れであったり計画性や関連性が無いことでも窺えます
これは詰め込み過ぎた依頼を現場の担当者が対応出来ず、行きあたりばったりで行っているからです(「依頼者の□□さんから催促があったから何か活動しなさい」と管理職から担当者に指示)
なので巧みというより組織的な狡猾さと言う方が正しいでしょうかね
でもそんなところが残ってるのです
では依頼者の方はどうすればいいかというと→→→
・ホームページなどの宣伝文句を鵜呑みにしない(表現の無法地帯だから)
・不安を煽られて契約してはいけない(「早い方がいい」の大半は嘘)
・契約時に工作を説明した者と工作現場の担当者と同一であることの確認
・概ねの活動スケジュールを担当者から受け取る
これらは最低限度の警戒として押さえておいて損はないです、宜しければ参考にしてみてくださいね
あ、あと「安心」を強調するところはインチキ臭いです
誰が何と言おうと胡散臭いお仕事である別れさせ工作や復縁工作
それを「安心」だの「実績」「誠実」だと表現することで既に論理は破綻してるのです
別れさせ屋などは社会的ポジションでは闇金より少し上くらい、もちろん悪徳業者は闇金以下、それが別れさせ屋
公安委員会に届けてるのはあくまで探偵業(尾行・張り込み)としてのこと、別れさせ工作も復縁工作も決して警察や国が認可してる業種ではないのです
その辺を依頼者の方々は勘違いしない様によく気をつけないと悪徳業者に惑わされてしまう原因となるでしょう
詐欺師ほど立派を装うものです、言いたい放題、やりたい放題、全ては信用を得るが為の策
皆さんが考えてるよりずっとずっと深い闇の中、そこから「安心だからおいでおいで」と誘ってるもの、それが別れさせ屋
そりゃ増えもするし減りもするわ!ってお話しです
以上、増えては消え消えては増えを繰り返す別れさせ屋の実態でした
梟 拝
応援&相談 reset.soudan@gmail.com
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