その問いにはいつものように、詳しく状況を伺わせてください・・・と質問へと発展し、結果的に後にお受けした
状況は簡単に言うとW不倫であった
自分の旦那とよその女房が浮気してるってこと
で、そのよその女房の排除を目論み、浮気してる女を別れさせて欲しい!との最初の一言に繋がった模様
まっこういっては何だけど状況としてはよくある話
でもね、ちょっと違和感あり
そう、この事態の本質は彼女にとって、よその女房が浮気してるんじゃなくて自分の旦那が浮気してるってこと
しかし彼女にそういった認識は全くなし(避けてる感じ)
あくまでも旦那と浮気してる(旦那を誘惑した!?)その女を排除したい、そのようだった
私は工作の前に旦那さんとの対峙をお勧めした
しかし彼女の答えはNO!
別れさせてくれたらそれでいい、その一点張りだった
仕方なく私たちは工作に入った
次第に情報は集まった
どうやらこの不倫は互いに再婚を目指してることが判明した
その為にあれこれと動いてることも確認できた
と同時に、その間の彼女と旦那さんは互いに挑発してるようでもあり、無視してるようでもあった(結果的に歪んだ関係、互いに潰し合い!?)
なので再度、旦那さんとの対峙を勧めた(旦那さんの様子から戻れる場所の模索が見えた気がしたから)
しかし彼女の答えはここでもNO!
別れたらそこから何とかするから今は触れたくない、そんな感じだった
私たちは継続した
相手の旦那さんが何も知らないことだったので、それらを軸にこの不倫を潰した
結果は成功である
しかし彼女のもとに旦那さんは戻らなかった
女とも別れ、彼女とも別れたのだ
彼女の目論みは大きく外れたといえる
落胆は見てとれた
やはり違和感を感じた思考や言動の歪がその運命を導いたのだろう
彼女ら夫婦に何があってそうなったのかは知らないが、あの時逃げずに旦那さんと対峙してたら彼女にとっての結果は変わったかもしれない、強くそう思う
もう少し強く勧めるべきだったか、その反省もあるし、あれ以上は言えない、この狭間である
契約に基づき成功報酬を受け取ったが、あまり嬉しくなかったのを覚えている
蒸し暑い初夏の思い出だ
梟 拝
※教訓:逃げちゃダメ、意地を張らずに本音は言おう、対峙は大切向かい合おう
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