その間ずっと復縁を切望され続け
この春先やっと復縁してもいいかなと思った矢先に
その彼が他の女と結婚した(と知人から聞いた)
えっ!?
はぁ!?
どういうこと??
馬鹿にするな!!
・・・・悔しいです&人間不信
これが彼女の心情だった
彼へメールを送るも返信なく
電話にも出てくれない
私はどうしたらいいですか?
これが彼女の相談だった
私は、あなたはどうしたいの?とたずねた
彼女は、それが分らないから相談してます、と答えた
う~ん困った
本人に分からないものが他人の私に分かるはずもない
その後彼女はとりあえず結婚が本当かどうか知りたいと願った
それならば・・・と私らは動いた
情報通り新婚の彼らを確認しそれを彼女に報告した
彼女は大きく取り乱し
許せない許さない、と復讐を望んだ
しかし復讐では心の溝は埋まらないと私は告げた
辛くともこれを現実として受け入れて
そこからゆっくり考えてみよう、としてあと幾つかのアドバイスを送った
心の整理には理屈よりも時間が必要であるからだ
何より感情的になって願われる工作は正しく進まないことが大半なのだ
だからまずは落ち着くことを優先した
それから数ヶ月メールのやり取りを繰り返し落ち着きも取り戻された
最後のメールには「最低な男だと認識できたので頑張って忘れます」と書かれていた
簡単にはできないことと知ってても、そうしようとする彼女の強い決意が伺えた
私はそれを素直に応援した
それから数年経った
ある日、男性から別れさせの相談があった
その男の嫁が浮気をしているらしく
嫁と交際してる男と別れさせて欲しいというものであった
話を進めていくうちに
依頼者の男性に見覚えがることに気づいた
そう!先出の最低男だったのだ
直感的に彼女の苦悩を知る者として
この男を助ける活動をしていいのか躊躇した
仕事だからと割り切って受けようとも考えた
しかしやはりこの男を助ける気にはなれなかった
彼女の苦悩を知る者としてはやはり受けてはいけないと思った
また相談中に身勝手なことを平気で言うし
節々に我侭とダラし無さが溢れ出てくる
どう頑張ってもこんなヤツの為には一生懸命にはなれないと判断したのだ
ならばと、断る方向へと自然に話の舵をきった
男性は私の意図など知るはずもなく肩を落として帰っていった
因果応報
私が語れる言葉ではないが
この時ばかりは胸の中で帰る男の背中に叩きつけたのでした
・・・・その後どうなったかは知らない
彼女がその後どうしてるかも知らない
だけど幸せになってて欲しいなと思い出した
チャンチャン♪
梟 拝
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