工作屋でもそうだけど
自信があります、大丈夫です・・なんて言ってるヤツは、やっぱり駄目だね

まあそれらの多くは上から命令の営業トークなんだろうけど、やっぱり人は謙虚でないといけない

・・・で、今回は依頼者にも及ぶのだが、やっぱり依頼者の方々も謙虚であって欲しいって話

謙虚じゃないってことは自信満々てことで自信過剰な人ほど簡単に落とし穴に落ちやすいってこと

以前の話なんだけど、実行する工作の術と入手した情報全て教えて欲しいって懇願されて、その時は仕方なく概ねの流れとそれに付随する説明をした
(本当は色んな事を想定しあまり教えない)

何度も何度も私は念押しし確認をし、その上で仕方なくお話した
(と言っても85%くらいに留めて)

万が一に備え、絶対に知ってる素振りやそれを悟られる言動は控えてください・・
もし仮に疑われても何のことだか??とトンチンカンな対応を・・と
アレコレ詳しく、シュミレーションも交え、しつこく言った

すると依頼者の方は、演技に自信があります、大丈夫です
対象者には信用されてます、だからお願いです詳しく・・という言葉を眉ひとつ動かさずに自信満々に笑みをたたえ私を説き伏せたのだ

結果、その案件においては強い反省をしいられた

まだまだ俺も甘い、何でポリシーを曲げたのか・・と強い後悔にすら苛まれた

何故ならば、それだけ自信満々な人ですから先ず人の話を聞いていない
いや聞いていたとしても従わないのだ
(正に、強引ぐマイウェイ)

結果そういう人は足元見えてない勘違い者が多く、パニくって視野が狭くなってるか、元々見ようとすらしない痛い人

で何より、素人さんはやっぱり素人なわけで土壇場に弱い

そんな痛い人と最初から分かってれば200%お断りするのだが、猫かぶられてたのと他の業者に騙された後だからと懇願が凄くて・・
(見抜けない未熟さと情に流された甘さが敗因でした・・梟談)

実際、ネタを拾い集めそれを依頼者に報告し、いざ工作に取り掛かかろうとすると我々以外の者が先に動いてて不測の事態発生!

その不測の事態は私の明かした報告の範囲で全て起こっていたので誰が犯人かはミエミエのバレバレでした

当然、対象者の周りに起こる事があまりにも条件が整いすぎてて結局依頼者は対象者から疑われ問い詰められたのです

そしたらいとも簡単にぜ~んぶ喋っちゃってて、バレてたので自白しました・・って、そこでも意味不明な自信満々でカミングアウトされたのでした

おいおい、相手に疑われはしたが、カマ掛けられたのも分からず喋るって、あれほど念押しして言ったじゃないですか!!!
バレる理由は何処にも無いの!アリバイ含め!

やっぱりそうですよね!カマ掛けだったんですよね・・
でも認めたものは仕方ないんでここから宜しくお願いします!

はぁ????
何が出来るのここから?

プロでしょ!?

不可能です!

お願いです!

無理です!

う、嘘です、認めたのは嘘です
嘘だからお願いします!

・・・・・・おいおい(汗

何ら悪びれずそこからまだ仕掛けるように、ただひたすら懇願されましたからビックリ&アングリ!

まっ当然のごとく、ハイ終了~!!!

撤収!撤収!

ほんと残りの15%くらいの情報教えなくて良かったです

全て教えてたら・・・・ぞっとします

事件になってたと思います
犯人は私ってことで

ってな話でやっぱり根拠の無い自信や意味不明な自信家にはご注意を!怖いですって話!

でもこれは関る相手に対して必要な注意だが自身も同じ過ちを犯す可能性があるので自らも反省しつつ謙虚に・・って戒めです

勿論、私も謙虚に反省
ほんと反省しましたこの一件

これを機に今一度謙虚に個々の事案と取り組む事を誓ったのでした

と同時に信用されていなかったんだな・・という脱力感
信頼関係が築けずに請けちゃうと、こんな結果もあるのだな~と痛感した次第です

そういった意味でも人間の心理は奥が深いと改めて知る梟でした

色んな意味で謙虚さは学ぶために進化するために必用なものなのですね


梟 拝
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